踵骨骨端症

・成長痛は足の甲、足首関節、膝関節、股関節などの関節に出やすい痛みです。
・踵骨骨端症は踵に痛みがでます。

踵骨骨端症・・・成長期（小学生～高校生）軟骨成分の多い踵骨に衝撃がかかり過ぎて軟骨部分の骨がはがれてしまったり損傷して発症します。

成長痛・・・骨と筋肉の成長のスピードが違うことが痛みの原因になります。急激な骨の成長によって筋肉が引っ張られ、骨と筋肉の結合部分に炎症などが生じて、痛みが発症すると言われています。

子供の骨は日々成長して大きくなっていますが、踵の骨は他の骨と違い特殊な構造をしていて【骨端軟骨（成長線）】部分から成長していきます。この成長していく【成長線】が柔らかい【軟骨】で構成されています。

15～17歳頃までに骨の成長を終えると【骨端軟骨（成長線）】は骨化し消失していき、非常に硬い１つの【踵骨（かかとの骨）】となります。

上の写真にもあるように大人の【踵骨（かかとの骨）】は非常に硬いので簡単には損傷しませんが、成長期の子供の【踵骨】は柔らかい軟骨成分が多いのに、踵骨骨端症にならない子供がほとんどです。ほとんどの子供は激しい衝撃をやわらげて【踵骨】

負担がかかり続けて

【踵骨骨端症】にならない子供たちは地面から受ける足裏の衝撃をどのように対応しているのでしょうか？【足底筋膜】や【アキレス腱】の張力がクッションやバネのような働きをして衝撃を受けとめるので【骨端軟骨（成長線）】が損傷することはありません。

しかし、【足底筋膜】や【アキレス腱】が過緊張しているとどうなるでしょう？クッションとして働いてくれる筈の【足底筋膜】や【アキレス腱】が過緊張していると踵への衝撃は直接、踵の骨にかかってしまう為、【骨端軟骨（成長線）】は損傷してしまうのです。

【足底筋膜】【アキレス腱】の過緊張は筋肉の異常によって起きます。筋肉が疲労し、血管収縮することで【足底筋膜】【アキレス腱】はガチガチに緊張してクッションの役割を果たせなくなります。

【足底筋膜】や【アキレス腱】はゴムに似ています。柔軟性がなくなり硬くなったゴムはクッション性がなく筋肉に損傷をもたらします。

痛み改善専門整体院は【筋肉】【筋膜】の異常を正常にする施術の専門家です。【踵骨骨端症】の原因である【筋肉】【足底筋膜】【アキレス腱】の硬直異常を正常にしていくので痛みの原因が無くなれば、痛みは必然的に消えていきます。

体育の授業で大縄跳びをした夕方から右足の踵が痛みだして、踵を地面に着けることが出来なくなり整形外科に駆け込むと『踵骨骨端症』と診断されました。この時は まだ左足はどうもなかったので松葉杖をついて学校に行けていたそうです。

学校生活も松葉杖で頑張りましたが１週間目とうとう左足が悲鳴をあげてしまいました。今度は、左足裏に激痛が‼️踵だけではなく足裏全体が痛み、足裏に指でふれることもできない程に、、、

当然、この日から 両足を床に着けることができなくなり

病院では『両足の踵骨骨端症』と診断され車椅子生活になってしまいました。

病院での治療は、電気治療しかなく足に電気をあてると、余計に痛みがでて全く良くならないので４回頑張って受けましたが治る気がしないのでやめたそうです。

痛み止めの薬も試しましたが全く痛みが減らないのでやめられました。

お母さんは、
『娘の痛みはただの成長痛ではない！』『どうにかして娘を治してあげたい！』という一心で調べに調べました。

お母さんから予約の電話を頂いた時に
『両足の踵を地面に着けることもできないので・・・』
車から施術室まで歩けないとお聞きしていました。

ご来院されおんぶして施術室のベットにお連れすると
驚いたことに座った状態で踵が床に少し触れるだけでも激痛がはしるっ！ではないですかっ

更に寝転んでベットに足裏が触れることもできないのでベットから足を出してもらいました。

しかも、この状態でつま先を伸ばしたり曲げたりするだけで痛みがはしる程の重症でした。

お母さんにお話を聞くと『右足の成長線にヒビがはいっている』ということだったのでこれだけの痛みがでていることに納得しました。

左右の股関節も痛みだした！と踵をかばって生活することで股関節にも痛みがでるように。

まず、股関節周りの筋肉の硬直異常を正常にしていくと
股関節の痛みはすぐに消えました。

（股関節の痛みは、踵をかばって三週間生活している間に起きた筋肉の硬直異常が原因だったので、すぐに痛みは改善されました。）

次に踵に深く関係する『お尻の筋肉』と足裏の『足底筋膜』の異常をキネシオロジー（筋反射テスト）で検査すると異常は【強】とでたので、『お尻の筋肉』を中心に【異常】を正常に施術していきました。

『お尻の筋肉』と足裏の『足底筋膜』の異常を正常にしていくと

なんとっ！

（痛むことなく）踵をベットに着けるようになりました。それに、つま先を伸ばしたり曲げたりしても痛みはでなくなりました。

しかし、 床には座った状態でもまだ、痛くて着けることはできませんでした。

※一般的に、踵骨骨端にある成長線の損傷による踵の痛みでも足底筋膜と筋肉の過緊張が正常になっていけば、痛みは消えていく場合が多いのですが

この女の子の場合は、「右足の踵にヒビがはいっているので続けて過緊張を緩めても踵のヒビが治るのには時間がかかるので時間をかけて改善させていきましょう！」とお伝えして１回目の施術終了しました。

2回目の施術を受ける前に『右踵骨にヒビがはいっている』と診断された病院で再度レントゲン撮影をすると
↓
骨の異常は無くなっていました。
↓
右踵骨のヒビが完璧に治っているにもかかわらず
女の子の両足の痛みは『痛いまま』『立てないまま』『歩けないまま』でした。
↓
骨のヒビが原因だと思っていたのに痛みが改善しない。病院の先生もお手上げ状態。
↓
『腰のMRIを撮って、腰に異常がなければ神戸にある足専門の病院紹介状を書きます。』
と医師に言われ
↓
後日、別の病院にMRIを撮りにいくことになったそうです。
↓
MRIを撮りにいくより前に【痛み改善専門】の乗太郎整体院に２回目の施術に来られました。

更に寝転んでベットに足裏が触れることもできないのでベットから足を出してもらいました。

『病院でもう骨に異常が無いと診断された』とお母さんから聞くと
『成長線のヒビが治ったのなら安心して踵周りの筋肉の異常を調整できます！』と施術開始。

足裏の痛みに関係する【筋肉】と【筋膜】の異常をキネシオロジーで検査し、【筋肉】と【筋膜】の異常を正常にしていくと

ベットの上で踵をつけるのがやっとだったのが仰向け寝でお尻を浮かせてカラダを支えても痛まなくなりました。

１カ月ぶりに寝転んだままですが体重をかけれるようになりました。しかも、片足だけでお尻を浮かせても痛みはでなくなりました。

１カ月の間、体重をかけることができなかったので、筋力の衰えが気になっていましたが、まだ、立てない状況で寝転んだままですが、負荷をかけれるようになったのはとても大きな成果です。

前回 （２回目）の施術後、柔らかいベットの上でお尻を浮かせて 体重をかけても足裏が痛まなくなりました。

ですが、床に まだ体重をかけると痛くて足裏を床に少し着けるのがやっとの状態でした。おウチに帰ってから『ブリッジをしたり、半分お尻を椅子にのせて足の骨に少し体重をかける』など  頑張ってリハビリをしてくれていました。

施術前は　ベットに もたれかからないと 立てませんでしたが、なんとっ✨ベットから完全に離れて １カ月ぶりに全体重を支えて 立てるようになりました！

前回（3回目）で両足で全体重をかけて立てるようになりましたが、片足立ちにチャレンジしてもらうと左右とも まだ 痛みがでていました。

おウチに帰ってからは『松葉杖で家の中を歩く練習を頑張りましたが、痛くなり中断しました。』と、おウチでもできることを頑張って下さいましたが、まだ歩くのは無理だったようです。

（とうとう お母さんの支え無しの ）自力で僅か１ｍ程ですが、一か月以上ぶりに、自分だけの力で歩けて お母さんと抱き合うことができました。

感動です。
↓
ここで終わりではありません。
↓
更に、異常な筋肉を正常にしていくき
↓

更に、すごいスピードで歩けるように！！！ なりました。しかも、往復（2メートル程）できてしまいました。

前回で１か月以上ぶりに２メートル程歩くことができた２日後です。

今回もおウチで頑張ってくれてました。

「何度も足踏みをしても痛みがでませんっ⁉️おウチでは座布団の上で足ふみが６０回できて７０回目くらいから、少し痛みだした」
そうです。

 

２日前に やっと２メートル歩けたところなのに何という回復力！

しかし

絨毯のような柔らかい床の上だと 

痛まずに歩けるように

なっています。

ですが

フロアリング（板間）のような

硬い床だと 

まだ 痛くて歩けない！

フロアリング（板前）だと 歩くどころか

立つだけでも

痛くて立てない状態

でした。

 

フロアリング（板間）で立つと

痛む筋肉と

キネシオロジーで異常な筋肉を

検査し

異常な筋肉の自己治癒力の

スイッチを入れ、修復させて

いくと

最初は恐々とフロアリング（板）に

立ちましたが、

痛みが無いのを確認すると

お母さんの手を離して

足踏みを・・・

毎回、大きな課題を

どんどんクリアしていく！

女の子の自己治癒力の素晴らしさに

驚かされました。